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子どもの忘れ物を減らしたいとき

みなさんこんにちは、非常勤講師として小学校で働くPECOです。第2回目の「子どもコラム」を書きたいと思います。

今回のテーマは「わすれもの」です!わたし自身、20代後半になってもまだ「わすれもの」だらけの毎日ですし、実家に帰ったと思ったら、必ずなにか1つは忘れ物をしていくのが日課…ってほど。

そんな忘れ物常習犯のわたしですが、今日は「子どもコラム」ってことでお伝えします。

忘れ物があたりまえ?

わたしがクラスの担任をしていたときも、毎日必ずひとつは忘れ物をしてくるお子さんが、クラスに1人は必ずといっていいほどいます。まぁ1人では済まないのが普通かな笑

いま非常勤として書写の指導をしていてもやっぱり、「先生、今日修習字セットわすれました」「筆を洗ってかわかしていたら、そのまま忘れました」なーんて日常茶飯事。

本当は「あれだけ忘れ物するなっていったでしょ〜〜〜〜〜」と叱りたいところ。でも、そうはいっても忘れ物をしてしまったんだから、どうすることもできません。もちろんその場でがっつり叱るのは、必要なことだと思います。

が、その”お叱り”だけで、忘れもの常習犯の子どもは忘れ物がなくなるのでしょうか?

先生の中には、「あれだけ叱ったんだから次回は持ってくるだろう」そうおっしゃる方もいます。でも大抵の忘れ物常習犯の子どもは、それでも忘れます。

【叱られること=痛い目】になっていないからです。

そんなふうに、忘れ物が当たり前になっていっては、社会にでたときに通用しない。だからこそ大人は子どもに強く伝えるのだと思いますが…それではなかなか改善されないのが現実。

ならば、当たり前にわすれものしてしまう環境を変えることをしてしまいましょう!

忘れ物する環境を変える方法「貼り紙方式」

人間には、「視覚」から得た情報処理が得意ない人と、「聴覚」で得た情報処理が得意な人と2パターンいると考えられているのだそう。

わたしは多分、視覚。聞いても忘れちゃうことが多いのに、メモでのこしておくと忘れずにリストアップ→タスクマネジメントできるから。

これは、もちろん子どもだって同じです。

なので、忘れて欲しくないことは、伝えると同時に、絶対見る位置に大きな紙×大きな字で書くのです。

そうすることで、視覚にも聴覚にも訴えることができるからです。「あれだけ言ったのに」だけでなく、「ここにも書いてあって毎日見てるでしょ」という環境を作るのです。

でもその「貼り紙方式」にも落とし穴が。

毎日毎日みている壁紙の色や、壁飾り。しばらく共に過ごしていると、ふと日常の背景になってきませんか?

なので定期的に更新が必要なんです。

例えば、
①貼っている位置を変えてみる。
②使う紙の柄や色を変えてみる。
③文言を変えてみる。
など…

ちなみに、文言は【端的・明確・的確】が鉄則です!

だらだら前置きや文章では、背景になりやすく、またすぐに見なくなってしまいます。なので、パッとみて「あっ!」と思い出すことができるような文言を書きましょう。

忘れ物する環境を変える方法「出戻り方式」

この貼り紙は、「リストアップ」した文言でも使用可能です。たとえばわたしがよく使っていたのは、学期末に持ち帰る道具を順序立てて持ち帰ることができるリストです。

こんな感じです。

リストアップされた持ち帰るものと、持ち帰る日にちを書いて、毎日の帰りの会の前などにみんなで確認します。

子どもたちの中には、そんなことしなくても計画的に持ち帰ったり、管理したりすることができる子どもも勿論いますが、こういう部分は「苦手な子ども」に合わせて一貫指導をします。

他に「出戻り方式」を使う場面とすると、【クラスのルール徹底】の際です。学級会などでみんなで決めたルールは、全員が納得した前提でのルール。そのルールを忘れないうちに視覚化させちゃうんです。(貼り紙ですね)

なにかトラブルや、ルール違反があったときに、そのルール貼り紙を見ながら一緒に確認する。その子自身も納得して決めたルールを守れない場合、自分も決めた一員だからこその効果があります。

もちろんこの方法は、学校現場だけにかかわらず、おうちのルール徹底としてもお使いいただけます。でもその場合の大前提は、子どもと一緒に話し合って、しっかり納得した上ということ。

大人から決められたのではなく、「一緒に決めた」ということが大事なポイントになります。よろしければぜひ、トライしてみてください♩

さいごに

こんな偉そうなこといっておきながら、わたしも忘れ物常習犯です。なので私自身、リストアップした忘れたくないことは、大きめの付箋に書いて、スマホの裏側や水筒、帰って必ずみる場所などに貼ったりしています。「友人には、スマホに付箋貼ってる人初めて見た…」と苦笑いもされました笑

そして、達成していくたびに、ボールペンで斜線を引いたりして、勝手に達成感を味わうなどの自分へのご褒美も忘れません笑

そして3割くらい達成してきたら、紙を更新していくなどして、「背景」にならないよう工夫をしています。

ほかにも、スマホアプリのメモにリストアップしたものを作成し、スクショして、スマホの背景もしくはロック画面にすることもあります。

開くたびにリストを確認することができるので、おすすめ。でも、これも同様、ただの背景になってしまわないようご注意!

自分自身、もしくはお子さんが、「視覚派」なのか「聴覚派」なのかわかるまでは、両方から訴えかけるのがベストだと思います!

そして、忘れずにできたときに褒める・認めることはお忘れなく!

よろしければぜひ試してみてくださいね♩

All photos by https://shigureni.com