mind

認めて受け止めて抱きしめて

こんにちは、ぺこです。3月末まで小学校で担任の先生をしていて、今はライターのお仕事をしながら、非常勤講師として小学校でお世話になっています。

いま担当しているのは、3〜5年生の書道の授業と、1年3組の生活科・図工の授業。

いままでは「自分の学級の経営」については試行錯誤しながら取り組んできましたが、いろんな先生が作り上げた学級で授業をするのは、今回が初めて。

だからこそ、感じたこと・子どもの教育に対する考え方がアップデートされた気がします。今回は、需要があるかわかりませんが【子ども】について発信していきます。

子どもは誰だってみんな”自分を見て欲しい”生き物

子どもたちを見ていて思います。

みんな「聞いて聞いて」が激しい(笑)1年生は尚のことですが、それは高学年になっても同じこと。

自分が頑張ったことや、自慢したいことをいちもくさんに話に来る子どもは割と見やすいし、気持ちを感じ取りやすい。

それに、そういう子どもは今までの経験上さらっと話を聞いただけで満足する子が多く見られます。

 

でも、みんながみんな、「聞いて聞いて」をできるわけではありません。

 

心では思っていても、「私なんかが話したって…」とうまく心を開くことができない子どもだっています。

上手に「聞いて聞いて」ができる子どもたちに埋れて、なかなか自分から認めてもらいにいくことができない子。

そういう子は、学校現場などの沢山の児童がいる社会の中で、満たされないままその時間を過ごしていることだって多くあることです。

色んな先生方を見て思いますが、やっぱり上手に「聞いて聞いて」ができる子どもたちは、休み時間に先生の周りにワ〜〜〜〜っと集まっては満足したらすぐにサ〜〜〜〜〜っと去っていきます。

 

でも、「聞いてき聞いて」が苦手な子はちらっとこちらを見たりもしますが、上手な集団がいる間はこちらにやってこれません。来ることができたとしても、後ろでにこにこ話を聴く側にまわったりしています。

 

上手にやるために。

だからこそ、教師などの多くの児童を相手にする職業の人間は、「聞いて聞いて」が苦手な子を即座に見抜いて、

【とっつきにくい子】ではなく【本当はおしゃべりしたい不器用な子】と捉えて救いに行かないといけないと思うのです。

兄弟間でも同じこと

わたしが教師になってから、兄弟が年子か2・3歳しか離れていない子どもの家庭も何度か担任しました。

他にも、低学年の担任だった時につい最近兄弟が生まれた児童なども。

後者である、つい最近お兄ちゃん・お姉ちゃんになった児童は、今までの経験上8割の確率で一時的にメンタルが荒れます。今まではそんなことなかったのに、

 

・頻繁に泣いてしまうようになる。
・やってはいけないとわかっていることをやってしまう。
・甘えることが増える。
・駄々をこねる回数が増える。
・「できない〜」というタイミングが早くなる。
・ときどき張り切ったように頑張りすぎる。

 

など、あげたらきりがないほど。

 

これらは、子どもにとっての【毎日頑張りすぎているサイン】だったりするのです。

ある児童は、下の子が生まれてから少し経ったタイミングで、学校でのゆびしゃぶりが復活・クレヨンなど普段は口に入れないようなものを食べる・泣く回数が増える…など少しずつ異変が。

お母さんにお話しをしたところ、お母さん曰く「家ではそんなことしないのになぁ…」

それに、お母さんとふたりで公園にいったり、お風呂に入ったりと、スキンシップは今まで以上に気をつけていますとのこと。

二人でなんでかなぁ…と悩んだものです。でも、先輩の先生(子持ち)にその話を相談してみたところ

 

子どもはお母さんに心配かけたくないものよ。おうちでお兄ちゃんとして頑張っている分、学校で反動が出ちゃったのね。

 

お母さんは悪くありません。子どもだって、赤ちゃんだって悪くありません。

 

お兄ちゃんとして頑張った分、反動が出てしまう所謂「赤ちゃんがえり」は自然なこと。いくらお母さんが気をつけていたって、新米お兄ちゃん・お姉ちゃんは頑張りすぎてしまうのです。

だからこそ、やっぱり下の子が生まれたとき、新米お兄ちゃん・お姉ちゃんは特別認めてあげるタイミングが必要なんですね。

「お兄ちゃんなんだから・お姉ちゃんなんだから」は呪いの言葉?

よく聞く「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなだから」というワード。

一見、【成長】を自覚させ田行動をとらせることができる神ワードのようにも思えますし、これが絶対ダメというわけではありません。

 

気をつけるべきだと思ったのは、”頻度”と”使い方”です。

 

とりあえずいうことを聞かない時に…や、駄々をこね始めた時に…と何度も使っていると、いつしか呪いのようにへばりついてその子から離れてくれない言葉になってしまいます。

 

そして、なにかにつけて「お兄ちゃんなんだから」と伝えていると、お兄ちゃんなら、なんでもかんでも我慢しなきゃいけないんだ…兄弟さえ生まれなければ…という発想になりかねません。

 

なので

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」

なのではなく、少しでも頑張った時に「さすがお兄ちゃんだね」など、プラスになる語尾に変換して伝えてみてあげてください。

そのために必要なのが、頑張った瞬間はなるべく見ることと、見たらその時に褒めることです。

「褒める」にも賞味期限がありますからね♩

まとめ

今回は、「聞いて聞いて」を上手にできない子どもの心と接し方についてのコラムになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

上から目線のように感じられた方がいらっしゃいましたら、すみません。

元教師・現講師として子どもたちの成長に携わった立場から、これからも教育について時々発信していきたいと思います。

今日も全世界の子どもと、お母さんお父さんたちが、一人でも多く笑顔でいられますように。